
★MOVIE Ⅱ
チェ・ガンヒ出演作品

小説家を目指してソウルへ。だが、現実はそう甘くはなかった…
『グッバイ・マザー』(2009年/110分)
末期がんで苦しむ母とそれを見守る娘の物語
主演:パク・エジャ役(ライター)
チェ・ガンヒ扮するパク・エジャは、小説家を志すライター。29歳。
幼い頃に父親を亡くし、母チェ・ヨンヒ(キム・ヨンエ)の手ひとつで育つ。
それなのに、これまではわがまま気ままに生きてきた。
高校時代には「釜山のトルストイ」として名を馳せたエジャは、小説家の夢を抱いてソウルへ上京。
しかし、地方新聞の当選経歴と浮気者のホームショッピングPDのボーイフレンド・チョルミン(ペ・スビン)、山のような借金を抱えながら一日一日を過ごしていた。
星5つ★★★★★

コラムニストからストーリー作家に
星5つ★★★★★
『くだらないロマンス』(2010年/118分)
成人漫画家とセックスコラムニストの不埒な恋愛ストーリー
主演:ハン・ダリム役(コラムニスト)
チェ・ガンヒ扮するハン・ダリムは、自称セックスコラムニスト。溢れる創造力により仕事をする度にトラブルを起こして、つまるところは解雇。そんな彼女に飛び込んできたのが、賞金10万ドルの甘い話。
ダリムは、ストーリー作家となり、成人漫画家との共同作業が始まる。
その漫画家の名は、チョン・ベ(イ・ソンギュン)。
ダリムは、仕事絡みとはいえ、チョン・ベに対して下ネタを話の中にぶっこむ。「女はね、男のアソコの大きさに執着するの」、「わたしはこれでもBカップよ」…。
そのサッパリした性格が功を奏して、チョン・ベとの仕事は捗る。ダリムは仕事に面白みを感じ出し、面接で受かった会社を断る。
だが、締切り前に、チョン・ベはダリムに途中までの原画を残し、海外へ。事の真相を知らないダリムはチョン・ベに裏切られたと思い、原画を破く。

公務員として2か月の停職処分を受け、実家である田舎の文房具店へ
星4つ★★★★☆
『幸せを呼ぶミナの文房具店』(2013年/106分)
昔ながらの愛らしい文房具店に訪れた、ノスタルジックな奇跡の物語
主演:カン・ミナ役(京畿道庁税政課職員)
チェ・ガンヒ扮するカン・ミナは、京畿道庁税政課の職員。
仕事でトラブり、すべてが裏目に出て、2か月の停職処分を受ける。
田舎で文房具店を営んでいた父親が入院していたこともあり、その店を売りに出すべく、ミナは田舎に戻る。
だが、文房具店を訪れるいたいけな子どもたちの心情に触れ、子どものころを思い出して、感慨にふける。
そんな時、幼なじみが小学校の教師として母校に赴任したことを知る…。

孫良源牧師の娘・東姫の声を担当
『その人、その愛、その世界』(2014年/93分)
生涯ハンセン病患者のために愛と献身を捧げた孫良源(ソン・ヤンウォン)牧師の 一代記を記録したヒューマン宗教ドキュメンタリー
ナレーション:ソン・ドンヒ(孫東姫)の声
チェ・ガンヒは、ソン・ヤンウォンの娘ソン・ドンヒ(孫東姫)の声を演じる。
映画のナレーションだけの出演は、今回が初めて。
なお、ソン・ドンヒは、父親ソン・ヤンウォンについて本を書いている。
タイトルは「わが父、孫良源」。
日本語訳は、いのちのことば社から出版されている(朴永基訳)。

薬剤師のユジンがクマになった母と再会
『彼女の伝説』(2015年/27分)
韓国衛星放送SKY-UHDで放送されたファンタジー映画
主演:ユジン役(薬剤師、海女の娘)
チェ・ガンヒ扮するユジン。薬剤師。
彼女は済州島に海女をする母(ユニ)がいる。
その母が行方不明になったと聴き、済州島へと行く。すると、クマになった母と再会することに。
※済州島で母は「オモニ」ではなく、「オモン」と呼ぶ。
済州島では、魚介類を捕りに海の中で消えた海女がクマになって漢拏山(ハルラサン)に住んでいるという伝 説がある。